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春のコンクールと、バレエ留学✨

春休みやゴールデンウイーク、コンクールで良い結果に繋がった子。悔しい思いをした子。様々でした(^^)

嬉しい結果も悔しい結果も、舞台に向かって頑張る時間や、その日の調整を学んでいく事は、とても良い経験になると思います☆

留学やバレリーナを目指している子も居ますが、コンクールで良い結果だったから留学できるとかバレリーナになれるということもなく。例えばユースなど大きなコンクールはもはや、留学を掛けた大きなオーディションのような感覚に近い気もします。レッスン審査もありますし、バリエーションだけではバレリーナになれない事も、理解していけてるかなと思います。でも舞台での姿もダンサーには大事な要素。美しさや強さ、大事ですからね✨

色々思う中、自分でオーディション情報を得てワークショップを受けに行った子、自分で動画撮影をしたり仲介業者を探して留学先を探していた子。それぞれがアントワープ王立バレエ学校と、ハンガリー国立バレエ学校に合格との嬉しいお知らせが♫

個人トレーニングも頑張っていた二人。コンクールでのスカラシップだけには頼れないと気付けた二人の行動力。常々、スカラシップなんて一握りしか掴めないのだから、自分から行動しろと伝えていますが正に、自分からの行動で結果に結びつきました。指導者も、親御さんも、本人が頑張るからサポートできます。自信を持って自分で掴み取れたチャンスだと思ってほしいです。

何度も言っているかもしれませんが、バレエの世界はとてもとても優雅で美しく見え、その裏は壮絶です。留学生、プロのダンサー、一人一人に誰よりも努力している姿、たくさんの苦労と、たくさんの痛みや壁を乗り越えて。。。留学やバレリーナという道に進んでいきます。

蹴落とすのではなく、這い上がり、チャンスを掴み取っていく世界。突き進める強さや、純粋さ、逞しさが重要になり、そのためには留学前から自分でどんどん道を切り拓いていく力が必要になります☆今留学している子も、ボリショイから帰国せざる得なかった子も、みんな自分の力で掴み取り、切り拓いています。

コンクール、自分を奮い立たせる場であり、将来そんな舞台でプロとして踊る事を考えると、コンクールの結果に一喜一憂している暇はありませんね(笑)

お姉さん達に続き、留学という目標をクリアできる子が続いていけるよう、私もそれぞれの生徒の年齢や、身体の事、性格などを計算しながら指導していかなくてはいけません。

留学した子はその先の就職が最も大変な壁になると思います。本当に、バレリーナになるって次から次へと目標があり壁があり、目まぐるしく日々ですが、それが喜びでもあります。

恵まれた環境にいる事に甘えず、精一杯頑張っていきましょう♡